フローリングのダニ対策【アレルゲン除去】

フローリングのダニ対策【アレルゲン除去】

フローリングは畳に比べるとダニはあまり発生しません。
…と言っても、油断は禁物。

 

フローリングにはダニ自体はなかなか住み着かないものの、ダニの死骸や抜け殻、フンといったアレルゲン物質が落ちています。

 

フローリングの上にカーペットを敷いていなくても、クッションやぬいぐるみ、カーテンや外から持ち帰ったかばんやコート等にダニがついていると、そこからダニの死骸やフンといったものがフローリングの上に集まってくるのです。

 

フローリングのメリットは畳や絨毯のようにダニも住み着かないし、汚れもため込まない点ですが、逆に言うと汚れをため込めない(=表面に落ちたまま自由に動ける状態)ため、ダニの死骸やフンといったアレルゲン物質を含んだホコリが自由に舞いまわります。

 

そのため、通常の生活の中でアレルゲン物質を吸引してしまう量は、実は、畳や絨毯以上にフローリングのほうが多いのです。

 

 

フローリングのダニ対策【アレルゲン除去】

 

フローリングのダニ対策としては、基本的にダニの駆除やダニ忌避ではなく、ダニの死骸や抜け殻、フンといったアレルゲン物質の除去がメインになります。

 

それでも一応ダニを防ぐことも多少意識したほうが良いので、ダニ予防とアレルゲン物質の除去方法をご紹介します。

 

このページのContents


  • フローリングのダニ予防
  • フローリングのアレルゲン物質除去方法

 

フローリングのダニ予防

 

ワックスをかける

フローリングのワックスがけも、ダニ対策(アレルゲン物質除去)に有効です。

 

フローリングは敷き方によってはつなぎ目にダニが好む環境が生まれます。また、素材によっては表面の小さな凹凸部分にダニの好むゴミやホコリが溜まりやすくなります。

 

フローリングにワックスをかけることで、つなぎ目や凹凸部分が塞がれるので、隙間にダニが住み着くことが難しくなります。

 

ワックスがけは特につなぎ目のあるフローリングに効果的です。

 

カーペットを敷かない

フローリングの上にはインテリアや断熱効果を期待してカーペットを敷いてる方も多いと思います。

 

しかしカーペットはもちろんダニの住処になりやすいので注意が必要です。

 

といっても、何も敷かないと殺風景で嫌…と言う方は、気軽に洗えるカーペットを敷くようにしましょう!

 

※洗えない場合はしっかり日干しするのも効果的です。

 

更に薄手のカーペットなら、乾かすのも楽なのでマメに洗えますし、フローリングだと舞いがちなホコリもキャッチしてくれるのでGoodです!

 

気軽に洗えないカーペットだけどお気に入りでどうしても敷きたい…という場合は、ダニ取りマットやダニ予防シートを裏に張り付けておくと安心です。

 

フローリングの上に敷いてあるカーペットだからこそ、フローリング上に迷い込んだダニがカーペットに集まってきてしまうので、しっかりダニ予防する必要があります。

 

家具との間に隙間を作らない

 

ソファーや本棚などで下の部分に微妙に空間が空いている家具は要注意です。

 

しっかり(イメージ5p以上)空間が空いていれば、しっかり掃除できて良いのですが、1pとか2pの空間が空いていると、どんどんホコリは溜まっていくのに掃除がなかなかできない…となってしまいます。

 

フローリング+隙間+ホコリはダニの温床になります。
しかも隙間は暗くて湿りがちなのでダニの好む環境です。

 

一人がけのソファーやちょっとした家具であれば、掃除の際に動かしてしっかり掃除できますが、持ち上げるのが難しい家具の場合は下に中途半端な隙間ができてしまうものは避けるようにしましょう!

 

 

フローリングのアレルゲン物質除去方法

 

フローリングのお部屋は何もしていなくてもホコリが舞いがちです。

 

換気のためにあけた窓から入ってきた風や、誰かが歩いた時の空気の流れ、扇風機やエアコンによる空気の流れが原因で室内に気流が発生するとホコリも舞います。

 

ホコリにはどうしても必ずと言っていいほどアレルゲン物質が含まれます。

 

そのため、アレルゲン物質を吸引しないためには、ホコリを除去することが重要になります。

 

空気清浄機を使う

空気清浄機は畳や絨毯の部屋よりフローリングの部屋にこそ必要と言ってよいのではないでしょうか。

 

どんなにきれいに掃除したフローリングでも、少しでもホコリがあると、ちょっとした際にそれが舞い上がってしまいます。

 

空気清浄機を使えば、舞い上がったホコリを集めて、アレルゲン物質を吸引、空気も浄化してくれるので安心できます。

 

 

マメに掃除をする

ダニの死骸やフン、抜殻といったダニに関連するもの以外でも、フローリング上のアレルゲン物質といえば、ほぼホコリやフローリング表面に付着した汚れによるものと言えます。

 

そのため、あまりにも当たり前の話となってしまいますが、マメに掃除をすることがアレルゲン物質の除去には有効です。

 

特にフローリングは良くも悪くもホコリや汚れをため込むことができないため、畳や絨毯以上にマメに掃除をする必要があります。

 

そういうと面倒に思われるかもしれませんが、フローリングの場合は掃除も簡単なので、コツをつかんでマメに簡単に掃除をすれば大丈夫です!

 

 

 

掃除のコツを押さえる!

 

通常は掃除機をかけて拭き掃除…というのがフローリングの掃除方法だと思いますが、効果的に掃除をする、アレルゲン物質を除去するためにはこの順番をちょっと見直す必要があります。

 

掃除機→(すぐに)拭き掃除 はダメ!

 

最初に掃除機をかけてしまうと、大きなゴミは取れますが、アレルゲン物質を含んだホコリは舞い上がってしまいしばらく空中を浮遊します(空気が流れてない場所で30分ほど浮遊していると言われています)。

 

そのため、掃除機をかけた直後に拭き掃除をしてしまうと、アレルゲン物質を含んだホコリは拭き掃除の後に床に落ちるため取り除くことができません。

 

アレルゲン物質を含んだホコリは掃除機ではなく、拭き掃除で取り除く
というポイントを覚えておいてください。

 

ホコリを取り除くためには、ホコリが床に落ちてる状態でふき取る必要があります。

 

髪の毛や食べこぼしなどの大きなゴミを掃除機で掃除した場合は、その後1時間以上間をあけてから拭き掃除をするようにしましょう!

 

時間がない場合は、先に拭き掃除をしましょう!

 

この場合、大きなゴミやほこりが固まって床に残ってしまうことがあります。

 

拭き掃除をした後に掃除機をかければ水分を含んだホコリは舞い上がることができないので、拭き掃除で取り残したホコリやアレルゲン物質も掃除機で吸い取ることができます。

 

フローリングのダニ対策お掃除の手順

時間がない時…拭き掃除→掃除機
時間がある時…掃除機→1時間以上おいて→拭き掃除

 

フローリングワイパーを使ったお掃除

フローリングのホコリ取りにはクイックルワイパーのようなフローリングワイパーが便利です。

 

フローリングワイパーならホコリを舞い上がらせずに取り除くことができます。
また気軽に手軽にいつでも掃除できるのもポイントが高いです。

 

アレルゲン物質を含んだホコリは、フローリング上にある限りは舞い上がってしまうので、マメに取り除く必要があります。
フローリングワイパーなら掃除機のように音も気にならず、拭き掃除のように準備や片付けも不要なので、毎晩でもササッとお掃除できます。

 

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