フローリングの白いシミを取る方法

白くなったシミをとる方法

フローリングを水分や汚れから守っているフローリングワックスですが、実はワックス自体は水分に弱いものが多いです。

 

そのため、湿気や水分が長時間放置されたり、アルコール分を含む液体がワックスに付着してしまうと、ワックス成分が白化してしまったり、剥がれてしまったりすることがあります。

 

フローリング床の白いシミの原因には大きく分けて2つが考えられます。

 

湿気・水分によるもの

フローリングの上に水気のあるもの(観葉植物とか)や布団・マットを長時間放置すると、フローリングのワックスが剥離もしくは白化して白いシミができます。

 

除光液や消毒液によるもの

樹脂系ワックスの塗られたフローリング床の上にアルコール分を含む液体(除光液や消毒液)を落とすと化学反応(変色)を起こして白いシミができます。

 

このどちらの原因の場合も、何かしらの物質がフローリングワックスに付着してできたシミなので、シミをとる方法としてはどちらもワックスを剥がし塗りなおす必要があります。

 

そのためどちらの場合もやり方は同じですが、ここでは白いシミの濃さに応じて、2通りのワックスの剥がし方&塗り方をお勧めしたいと思います。

 

 

フローリングのワックス剤に付着することで白化もしくは化学反応(変色)してできたシミは、ワックスがどれだけしっかり塗られているかでシミの濃さが違ってきます。

 

厳密にはどれだけ長時間付着していたか、どれだけの量が付着したかにもよります。


【フローリングの白くなったシミをとる方法】のContents

 

ワックスが薄めのフローリングの白いシミをとる方法

 

白いシミが薄めの場合、ワックスがそもそも薄めに塗られているフローリングか、もしくはワックスの深い層までシミの原因がしみ込んでいない状態だと言えます。

 

この場合のワックス剥離方法は比較的カンタンです。

 

市販のワックス剥離剤を使って、お部屋の床全体のワックスを軽く剥がして、その上から、市販のワックス剤を軽く塗りなおすだけでOKです。

 

ワックスが薄めのフローリングの白いシミをとる方法

 

ステップ@床を掃除する

床を掃き掃除して、目立つ付着汚れがあればふき取ります。

 

※ワックス剥離洗浄をするので、床の拭き掃除は軽くでOKです。

 

ステップAワックス剥離洗浄

市販のワックス剥離洗浄剤を使って、床を拭き掃除する感覚でワックス剤を取り除きます。

 

※自信のない方は剥離洗浄剤を少なめに使用して、数回に分けて拭き掃除(剥離作業)すると安心です。

 

おススメアイテム

 

床用クリーナーですが濃く使用することでフローリングワックス剥離もできまるので便利な1本です。
原液で使うと古いワックスもしっかり剥がせます。約15倍に薄めて使用するとワックスの表面を薄く剥がすことができまます。

 

 

この時点で白いシミはなくなっているはずです。

 

万が一予想よりシミが深くてまだ取れない場合は、濃いシミをとる方法でお試しください。


 

ステップBワックスを塗りなおす

市販のワックス剤を使用してワックスを塗ります。

 

ステップAの時点で白いシミは取れていますが、フローリングにワックスを塗っていない状態のままにしていまうと、フローリングが痛む原因になってしまいます。
そのため、ワックスを塗りなおす作業を行います。

 

おススメアイテム

 

本格ワックスなのにお手軽スプレータイプなので、気軽にワックス塗りができます。
1度のワックスがけで約3か月持続。スプレーなので部分ワックスがけにも便利です。

 

上記、リンレイのオール(フローリング用ワックス)の簡易シートタイプです。
シートなのでとても簡単に使えます。一部分だけのワックスがけなどにも重宝します。

 

 

白いシミがくっきり濃くできてしまった場合の白いシミをとる方法

 

白いシミが濃いめの場合、ワックスが何層にも重ねて塗られているフローリングか、強いワックスが塗られているフローリング床に、シミの原因がしっかりしみ込んでしまった状態だと言えます。

 

この場合のワックス剥離方法はかなり難しいです。

 

それほど目立たないシミや、見るからに剥離が難しそうなフローリング床の場合は、諦めてそのままにするのも一つの方法です。

 

なぜなら、塗り重ねられたワックス剤を剥がすのは手間がかかる上に、(手間がかかるのでここでは一部分のみワックス剤を剥がす方法をお勧めしますが)一部分だけワックス剤を剥がしてしまうと、他の部分と差ができてしまう恐れもあるからです。

 

根気よく部屋全体の床のワックス剤を剥離する方法もありますが、ここではシミの部分周辺のワックス剤のみ剥離する方法をご紹介します。

 

 

白いシミがくっきり濃くできてしまった場合の白いシミをとる方法

 

ステップ@ワックスを剥がす部分を決める

白いシミの場所とその周辺で、例えばフローリングの木目に合わせてなど切りのいい部分を選んで、ワックスを剥がす部分を決めます。

 

ステップAワックスを剥がす部分の外側にマスキングテープを貼る。

ワックスを剥がす部分を決めたら、マスキングテープで囲って、剥離しない部分を保護(養生)します。(必要な部分だけワックス剥離剤を塗れるように準備します。)

 

 

ステップBワックス剥離作業

ワックスを剥がす部分にゴミや汚れが付着している場合は事前に掃除します。
ワックス剥離剤を刷毛やスポンジで剥離したい部分に塗り、ふき取る…という作業を繰り返します。
白いシミがなくなるまでワックスを剥離します。

 

おススメアイテム

 

カンタンにワックスを落とせる専用スポンジ付き!
これ1本でしっかりワックスを剥がすことができます。(1本で約10M2)

 

ステップC剥離剤をふき取る

一度マスキングテープを剥がして、周辺を含め全体を固めに絞ったぞうきんで水拭きします。

 

ステップDワックスを塗る部分の外側にマスキングテープを再度貼る。

 

ステップEスポンジやタオル等を使って、ワックスを塗ります。

周辺のフローリングと同じくらうになるまで繰り返します。
ワックスを重ね塗りするときは、良く乾かしてから再度塗るようにしましょう!

 

おススメアイテム

 

いろんな種類のフローリングに使えるベーシックタイプの樹脂ワックスです。
他の商品よりワックスがけしやすいので、初心者の方でも安心です。

 

ステップFマスキングテープを外して終了!

 

こちらの方法は下記動画で詳しく説明されていました。
良かったら参考にしてください。

 

白くなったフローリング部分を一部のみ補修する方法の参考動画

 

【裏技!】簡単にできるシミ取り方法

 

この白く濁っている部分ですが、実はワックスが剥げてしまっているのではなく、上に別の物質が残っている…とも言える状態です。

 

 

スチールウールなどで軽くゆっくり擦ったり、薄めたアルカリ洗剤をつけて、スポンジの硬い部分で擦ったりすることで、白い部分を取り除くという方法があります。

 

フローリングワックス

 

※スチールウールは目の細かいものがおすすめです。

 

フローリングワックス

 

 

この場合は、白い部分を取り除く作業で多少ワックスが剥がれてしまうため、
その上から再度ワックスをかけたほうが良いでしょう。

 

擦った際の傷がつくことがありますが、ワックスをかけると目立たなくなります。

 

カンタン気軽にワックスが塗れる、便利アイテム

 



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