ムラなくワックスを塗るポイント
フローリングワックスを塗る時に気になるのが、ワックスの塗りムラです。
フローリングを綺麗に見せるためのワックスのはずが
ムラができてしまったことで、返って汚くみえてしまうこともあり
ワックスの塗りムラは、簡単にワックスをかけたい人にとって一番の大敵ともいえます。
ここではフローリングにワックスを塗る際にムラにならないために
気をつけるべきポイントを紹介します。
フローリングワックスは通常、天気の良い日の日中行うのがおすすめですが
ワックスがけ作業がスムーズに出来ない方やムラができるのではと心配な方は
曇りや雨といった天気の悪い日や、午前中を選んで作業しましょう。
曇りや雨の日は湿度が高いため、ワックスが乾きにくくなっています。
そのためワックスがけ作業がスムーズに出来なくても、慌てる必要がありません。
乾き始めたフローリングの上に再度モップを使用すると、
ケバだったりムラができる原因になってしまいます。
基本のワックスの塗り方(リンク)を参考に、塗る箇所を区切って、
塗り終わった後に様々な角度から塗りムラがないか確認してから
次に進むようにしましょう。
日中の太陽で温まった後のフローリングは、ワックスが乾きやすくなるため、
塗りムラが心配の方は比較的ワックスが乾きにくい午前中などの
早めの時間帯がおすすめです。
また同じ理由で、窓なども閉めて風通しを無くすのもおすすめです。
この場合は、ワックスがけの後に窓を開けて、風通しをよくして早く乾かすようにしましょう!
ワックスの塗りムラを防ぐために乾きにくい時を選んでワックスがけをした場合は、その後ワックスが完全に乾燥するために工夫が必要です。
エアコンを除湿運転するとか、長時間ワックスがけをした部屋に立ち入らないなど工夫が必要です。
フローリングワックスは家庭にあるモップや
ウエス(毛羽立ちが少ない雑巾)でもできますが、
ムラなくキレイに塗るためには、
フローリングワックスに適したモップを購入するのがおすすめです。
モップの場合は、毛の少ないタイプ(毛がつきやすくなるため)がおすすめです。
特にワックス用のフラットポップの場合は、楽に作業ができておすすめです。
その中でもワックスをムラなく塗るためには、
たっぷりしみこむタイプを選ぶようにしましょう。
これが実はとっても重要で、モップにワックス剤がたっぷりしみこむと、
かすれにくくなり作業が格段に楽になります。
作業の際にはモップを強く押し付けないようにしましょう。
モップにワックス剤がたっぷり溜まっているため、力強く抑えると、ムラの原因になってしまいます。
たっぷり染み込ませられるモップの場合は、軽く滑らせるようにかけるのがポイントです。
ワックスワイバー(モップ)使い方の参考動画
万が一、ちょっとムラっぽくなった・・・なんて時にもおすすめなのが
ワックスの2度塗りです。
フローリングワックスが乾きにくい日を選んで作業した場合、2度塗りするとなると
(1度目のワックスが完全に乾いた後に作業する!)かなり時間がかかってしまうため
面倒に感じるところではあります。
しかし初心者の方は一度でたっぷりのワックスを塗るよりも、
薄めに2度に分けてワックスを塗る方がおすすめです。
薄めにすることで乾きも早くて時間短縮になります。
***塗り方のポイント***
ワックスモップの半分程を重複させて塗る。
縦方向と横方向に2回塗るクロスがけ。
すでにムラができたフローリングの場合、その後キレイにワックスを塗っても、前回の塗りムラが残ってしまうことがあります。
※塗った直後の塗り村の場合は、重ね塗りすることで目立たなくすることができます。
そのため、塗りムラのあるフローリングの場合は、一度剥離剤で一度剥離してから
ワックスがけをした方が良いでしょう。
ワックスの剥離というと、面倒で大変なイメージが大きいかもしれません。
しかし大掛かりな剥離でなくても、薄めの剥離剤で少しでも落とす(何度か繰り返すとベスト)ように
するだけでも効果があります。
大掛かりなワックス剥離は下手をすると返ってフローリングを傷つける原因になるため、
数回に分けて薄めの剥離剤で剥離する方法の方が、簡単な上に、負担も軽減します。
剥離後は2・3回水拭き後、完全に乾燥させてからフローリングワックスを塗ります。