フローリングワックスがけ業者〜プロのワックスがけ手順〜
家具などの移動&作業箇所周辺の養生
移動しない家具や床面の区切り、部屋の出入り口などワックスを塗らない部分にはマスキングテープやシートなどを利用して養生を行います。
どこまでの家具を移動してくれるかは業者によって異なります。
業者によっては、このタイミングでフローリングの床の状態のチェックをします。
バキューム(掃除機)がけ作業
簡単に言うと掃除機をかけることです。
専用の掃除機(バキューム)を使用することで、大きなホコリや塵を除去します。
クリーニング
専用の洗剤で洗浄クリーニングを行います。
フローリング素材と汚れ具合に合わせて、洗浄してくれるので安心!
ここがプロならではの大きなポイントです!
業者によってポリッシャー、自動床洗浄機、手作業による洗浄など様々な方法があります。
洗浄後には必要に応じて水拭きをします。
古いワックスはそのままにしておくと、どす黒く黒ずんできてしまうため、その上をいくらクリーニングしても、上からワックス剤を塗っても取れません。
特に繰り返し何度もワックスを塗布した場合などはワックス剥離を検討しましょう。
塗布したワックスの濃さにもよりますが、大体3年程塗り重ねて1度ワックスを剥離する…という間隔が多いようです。
古いワックスを落として、新しくフローリングワックスを塗布すると仕上がりの輝きが大きく違います。
さて、ここからがワックスがけ作業を含めた後半の作業になります!
ワックス塗布
洗浄後、乾燥させてからフローリングワックスを塗布します。※この時点での乾燥には乾燥機を使うこともあります。
乾燥
しっかり乾燥させます。
ワックス剤にもよりますが、だいたい1時間ほどで歩行可能になるようです。
復旧作業
家具などの移動(最初に移動させたものをもとの位置に戻します。
約12畳で約2時間ほどという業者もいれば、20畳で約2時間半かかるという業者もいます。
使用するワックス剤の種類や、作業員の人数、フローリングの広さなどによって、作業時間は異なってきます。
特にワックス塗布後の乾燥時間は天候や季節により異なります。