フローリングワックスの種類(選び方&おすすめ&人気)
素材や目的に合わせて使い分けましょう!
白木・無垢材のフローリングか、合板または塗装・コーティング済みのフローリングかで使用できるワックスの種類は変わってきます。
白木・無垢材のフローリング
浸透タイプのワックス
注意:タイプAは集成材向け(コルクタイルMDF・桐・べニア構造用合板)
タイプCは無垢材向け(杉・ヒノキ・パイン・広葉樹・竹・藤)
※タイプBは特定業者専用
合板・塗装コーティング済みフローリング
>>>>>汚れ落としとワックスがけが同時にできるタイプのワックス選ぶポイント
安全性を考えるなら、シックハウス症嫌疑物質や環境ホルモン物質など危険物質の含まれるものは極力避けたほうがよいです。安全性をどこまで追求するかで価格も変わってくるので、まずは生活環境に合わせてどこまで必要かを考えましょう!
ワックスの種類
水性ワックス(天然または合成のロウを乳剤に使用)
- 主成分はロウ。
- フローリングの表面にロウを塗るイメージ。
- 塗った後に空拭きが必要。
- 頻繁に塗り直しが必要。
- 空拭きすると光沢が出てキレイだが、あまり長持ちしない。
- フローリングが滑りやすくなる。
- 強度と耐久性は低い。
- 簡単に剥離できる。
- 現在では一般的には用いられない。
樹脂系ワックス(水性樹脂ワックスとも言われる。乳剤は合成樹脂。)
- 現在、最も流通している。
- 主成分は合成樹脂。
- 塗膜がとても硬く、光沢があり、水・洗剤・磨耗に耐性が強く滑りにくい。
- 成分の配合により、耐久性・高度・耐摩耗性をあげたりといろいろ特徴を出すことができる。
- ハウスシックや環境ホルモンなどの環境対策をしたより安全なものもある。
- 剥離するには剥離剤が必要。
油性ワックス(油を主成分としている)
- フローリングに染み込ませて素材表面に膜を作る。
- 塗装されていない無垢材にのみ使用する。
樹脂ワックスの成分
樹脂ワックスの成分として、アクリル樹脂系とウレタン樹脂系の2タイプがあります。ウレタン樹脂
耐久性と柔軟性に優れる。伸縮性のあるフローリングに向いている。
液剤粘度が強く、重ね塗り作業が難しい。
アクリル樹脂
密着性が良く浸透性に優れる美しい塗膜を作ることができる。柔軟性が乏しく、単体ではフローリングワックスに適していない。
混合樹脂(ウレタン樹脂とアクリル樹脂を混合したもの)
ウレタン樹脂とアクリル樹脂の特性を上手に利用したタイプ。柔軟性があり透明性も高いフローリングワックス。
現在はこのタイプ(主成分:混合樹脂)がフローリングワックスの主流です。
成分の調整具合で、フローリングの種類に合わせたり、ワックスの特徴を決めることができるため
用途や使えない素材、特性などは商品によって大きく異なってきます。
そのため、事前確認が重要です。
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